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日々の家計管理から、貯蓄や投資、子どもの教育費、住宅、老後のお金まで、人生のさまざまな場面で必要になるお金について発信していきます。

こどもNISAの準備ガイド: 賢い資産形成の第一歩

Adults writing in a 2024 planner beside a piggy bank and coins
目次

1.こどもNISAが始まる!今から準備しておきたい理由

子どもの将来のために、お金を準備しておきたい。でも、毎月何万円も貯めるのは難しい。そんな子育て世帯にとって、注目したい制度が「こどもNISA」です。

2027年1月から、0~17歳もNISAのつみたて投資枠を利用できるようになります。年間投資枠は60万円、非課税保有限度額は600万円となる制度です。

投資で得られた利益が非課税になることは、NISAの大きなメリットです。ただし、投資には元本割れのリスクもあります。

大切なのは、制度が始まってから慌てて考えるのではなく、今から家計を見直し、無理なく続けられる投資計画を立てておくことです。

この記事では、こどもNISAを有効活用するための準備と、月5,000円から始める実践的な戦略を紹介します。

2.まずは月5,000円から始める

こどもNISAの年間投資枠は60万円ですが、必ずしも上限まで投資する必要はありません。

例えば、毎月5,000円なら年間6万円。年間投資枠の10分の1です。

この金額なら、家計への負担を抑えながら、長期的な資産形成を検討できます。

毎月5,000円を18年間積み立てた場合、元本は108万円になります。

仮に毎年一定の利回りで運用できたとすると、18年後の資産額は次のようになります。

  • 年0%:108万円
  • 年3%:約143万円
  • 年5%:約175万円

※毎月末に積み立て、一定の年率で複利運用できたと仮定した概算です。税金や手数料などは考慮していません。実際の運用成果を保証するものではありません。

月5,000円でも、長期間続けることで将来の教育費などに活用できる可能性があります。

ただし、大学入学など使う時期が決まっている資金は、すべて投資に回すのではなく、預貯金などと組み合わせて準備することが大切です。

3.こどもNISA開始前にやっておきたい3つの準備

① 家計を見直して投資できる金額を決める

最初に取り組みたいのは、毎月の収支を確認することです。

住宅ローン、食費、保険料、通信費、教育費などを整理し、毎月いくらなら無理なく積み立てられるかを考えます。

投資額を決めるときは、生活費や急な出費に備えるお金を確保することが先です。

まずは月5,000円から始め、家計に余裕があれば将来的に増額する方法もあります。

② 投資する目的を決める

こどもNISAで準備したお金を何に使うのか、あらかじめ考えておきましょう。

例えば、大学の入学費用、留学費用、資格取得費用、パソコンの購入費用などです。

目的が明確になると、いつまで運用できるのか、どの程度のリスクを取れるのかを考えやすくなります。

③ 金融機関や商品について調べる

こどもNISAの利用に向けて、証券会社や銀行の口座開設手続き、必要書類、対象商品などの最新情報を確認しましょう。

制度開始時の取扱いや申込方法は、利用する金融機関の案内を確認することが重要です。

特に、親のNISA口座をそのまま子どもの口座として使えるわけではありません。子ども本人の口座について、金融機関の正式な案内を確認しましょう。

4.投資先はどう選ぶ?長期・積立・分散が基本

投資先を選ぶ際には、短期間で大きな利益を狙うより、長期・積立・分散という基本を意識しましょう。

こどもNISAでは、つみたて投資枠の対象となる一定の投資信託が投資対象になります。

例えば、国内外の幅広い企業に分散して投資するタイプの商品などが選択肢になります。

商品を比較するときは、次のポイントを確認しましょう。

  • 投資対象は国内中心か、世界全体か
  • 信託報酬などの保有コストはいくらか
  • どの程度の値下がりが起こり得るか
  • 長期間保有する目的に合っているか

人気ランキングや過去の運用成績だけで決めるのではなく、商品の仕組みとリスクを理解して選ぶことが大切です。

また、分散投資をしていても損失が発生する可能性はあります。将来の値上がりを前提にせず、余裕のある金額で続けましょう。

5.子どもが18歳になるまでの運用戦略

こどもNISAは、子どもの年齢とお金を使う時期を意識して活用することがポイントです。

子どもが小さいうちは、長期間の運用を考えやすい一方、大学進学が近づくにつれて、資金を使う時期が迫ってきます。

そのため、大学資金として使う予定のお金については、進学が近づくにつれて価格変動の大きい資産への依存を減らし、預貯金などで必要額を確保することも検討しましょう。

また、こどもNISAでは払出しに一定の制限が設けられています。中学校入学年以降は、子ども本人の教育費や生活費に充てるための払出しが認められる仕組みですが、所定の手続きなどが必要です。

いつでも自由に引き出せる預金とは異なるため、利用条件を理解しておく必要があります。

制度上、18歳に達した後は成人向けのNISAへ移行する仕組みも予定されています。子どもが成長した後の資産管理についても、早い段階から考えておきましょう。

まとめ:今できる準備から始めよう

こどもNISAを有効活用するために、最初から大きな金額を準備する必要はありません。

まずは家計を見直し、月5,000円から無理なく積み立てられる仕組みを作ることが第一歩です。

そして、投資する目的を決め、商品や金融機関について調べ、子どもの成長に合わせた運用計画を立てておきましょう。

子どもの将来に必要なお金は、教育費だけではありません。留学や資格取得など、子どもが自分の夢に挑戦するときにも資金が必要になるかもしれません。

こどもNISAは、そうした将来の選択肢を広げるための手段の一つです。

大切なのは、投資で必ずお金を増やそうとすることではなく、家計を守りながら将来に備えること。

2027年1月の制度開始に向けて、まずは月5,000円の積立計画から考えてみませんか。

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