
はじめに
「将来のお金が不安」「子どもの教育費や老後資金をどう準備すればいいのかわからない」
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
私たちの生活に欠かせないお金ですが、学校ではお金の管理や資産形成について学ぶ機会が限られています。そのため、社会人になってから自分で知識を身につけることが大切です。
今回紹介するのは、両学長の著書『本当の自由を手に入れる お金の大学』です。
本書では、経済的な自由を目指すために必要な力として、「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」という5つの力を紹介しています。
今回は、この5つの力から、日々の暮らしや将来の資産形成に役立つ考え方を整理していきます。
1.貯める力|まずは家計の無駄を減らす
お金を貯めるために、最初に取り組みたいのが支出の見直しです。
毎日の買い物で節約することも大切ですが、特に効果が期待できるのが固定費の削減です。
例えば、次のような項目を確認してみましょう。
- スマートフォンの料金プラン
- 生命保険や医療保険の契約内容
- 電気・ガスなどの光熱費
- 住宅費や各種サブスクリプション
毎月の支出を少しずつ減らせば、その分を貯蓄や投資、家族のための資金に回せます。
大切なのは、必要なものまで我慢することではありません。生活の満足度を大きく下げずに、無駄な支出を減らすことです。
2.稼ぐ力|収入を増やして選択肢を広げる
支出を減らすことには限界があります。そこで重要になるのが、収入を増やす力です。
現在の仕事で専門性を高めたり、転職によって収入アップを目指したり、副業に挑戦したりする方法があります。
例えば、自分の得意分野や経験をブログなどで発信することも、収入源を育てる一つの方法です。ただし、副業には時間や労力が必要であり、必ず収益が得られるわけではありません。
収入を増やすことは、単に使えるお金を増やすだけではなく、将来の教育費や老後資金に備える余裕を生み出すことにもつながります。
3.増やす力|お金にも働いてもらう
貯蓄によって生活を守る資金を確保したら、余裕資金の運用についても考えてみましょう。
預貯金は安全性や流動性に優れていますが、長期的には物価上昇によってお金の実質的な価値が目減りする可能性があります。
そこで選択肢となるのが、投資信託などを活用した長期的な資産形成です。
日本には、一定の条件のもとで運用益が非課税になるNISA制度があります。制度の仕組みを理解し、長期・積立・分散を意識した運用を検討することが大切です。
ただし、投資には元本割れのリスクがあります。生活費や緊急時に必要なお金まで投資に回すのではなく、家計に合った無理のない金額から始めましょう。
4.守る力|大切な資産を失わない
お金を貯めて増やすことと同じくらい重要なのが、資産を守る力です。
世の中には、詐欺的な投資話や高額な手数料がかかる金融商品など、注意が必要なものもあります。
「必ず儲かる」「元本は絶対に減らない」といった話を安易に信じず、契約内容やリスクを確認する習慣を身につけましょう。
また、万が一の病気や失業などに備え、生活防衛資金を準備しておくことも大切です。
お金を増やすことばかりに注目せず、予期せぬ出来事が起きても家計が大きく崩れない仕組みをつくることが、将来の安心につながります。
5.使う力|お金で人生を豊かにする
お金は、貯めることや増やすことだけが目的ではありません。
家族旅行や子どもの経験、健康の維持、自分の学びなど、本当に価値を感じることに使うことも大切です。
節約を意識しすぎて、必要な経験や楽しみまで我慢してしまっては、豊かな生活から遠ざかってしまうかもしれません。
大切なのは、何にお金を使えば自分や家族が幸せを感じられるのかを考えることです。
無駄な支出は減らしながら、価値を感じるものには納得してお金を使う。このメリハリが、家計管理を長く続けるためのポイントです。
まとめ|5つの力を身につけて将来の安心につなげよう
『お金の大学』から学べる大切な考え方は、お金に関する5つの力をバランスよく身につけることです。
まずは家計を見直して支出を減らし、収入を増やす方法を考える。そして、余裕資金を適切に運用し、資産を守りながら、自分や家族のために有意義に使っていく。
この積み重ねが、将来のお金に対する不安を減らす第一歩になります。
特に40代は、子どもの教育費や住宅ローン、老後資金など、さまざまなお金の課題が重なる時期です。
だからこそ、難しい投資を始める前に、まずは毎月の支出を確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。
小さな見直しでも、継続することで将来の選択肢を広げることにつながります。
お金の知識を学ぶだけで終わらせず、一つずつ実践していくこと。それが、自分と家族の未来を守るための大切な一歩です。
今日できることから始めて、お金に振り回されない暮らしを目指していきましょう。
※本記事は一般的な金融知識の紹介を目的としています。投資を行う際は、商品の仕組みやリスクを確認し、ご自身の状況に合わせて判断してください。
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